2013年春に制服をモデルチェンジした高校は127校(国公立80校、私立47校)と、前年の96校から大幅に増えています(繊維ニュース発表・ニッケ調べ)。デザイン面では、ブレザータイプの採用が多いようですが、同じブレザータイプでもさまざまな制服があります。 そこで、全国の中学・高校生を対象に、高校の女子制服の人気タイプと、人気・不人気の理由について調査しました。 |
●調査概要
調査対象 | :全国の中学・高校生の男女3,428人 |
調査方法 | :インターネットリサーチ |
実施時期 | :2013年3月 |
制服のモデルチェンジは、学校の周年事業(創立記念など)や学科の改編、学校の新設・統廃合などをきっかけに行われるケースが多く、制服を刷新することで学校のイメージや生徒の気持ちにも変化が表れると言われています。
今回の調査では、中学・高校生が良い・かわいいと思う女子制服の印象について伺ったところ、
「おしゃれ・センスが良い」53.9%
「女の子らしい」35.7%
「清楚」26.8%
など、デザイン面を重視した女の子らしい印象が支持されているようです。
また、良い・かわいいと思う女子制服の印象に「個性的・特徴がある」17.6%という意見もあり、個性的・特徴の有無は学校や生徒に合ったものでなければ評価が分かれるようです。
高校の女子制服は、ファッション性やデザインの良さに目に向きがちですが、学校ごとの「教育理念」を表現し、「学校の想い」のこもったオリジナル制服の良さも中学・高校生は見ているようです。